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(2)道路混雑〜走行速度
当該区間は延長約2?qの4車線道路であり、相当する基準交通容量と走行台数(LRT転換量の残りとして求まる)から混雑度→走行速度→混雑による遅れ時間が定義でき、道路混雑〜走行曲線は図中の折れ角をもった図5−9の曲線で表される。

 

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図5−9 道路容量とLRT転換率

 

(3)LRT転換率の推定
上記の容量曲線と転換率曲線を重ねて需要一供給の均衡を求めると、転換率でおよそ24%付近に解があると考えられる。

 

(4)LRT利用者数の推計
1)計画基準交通量
LRTの利用者総数(1日)は従来バスを利用したマストラ利用と従来自動車利用の内LRTに転換した利用者の合計で表される(ウォーターフロント来街者の週末ぺースにて算出)。

 

LRT利用者=7,570+83,130×0.24=27,500人/日・片道

 

2)曜日、季節変動
平日及び休日に関するウォーターフロント来街者は、5.2.3.(2)に示されており、これにより上記と同様にLRT利用者を算定すると次の通りである。
平日べース:19,300人/日・片道
休日べース:37,700人/日・片道

 

 

 

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